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キャラバン リヤハブオイル漏れ
日産 キャラバン E25型
NV350の一つ前のモデルです。
先日、兄が中古で購入した車両ですが車検整備で預かりました。
購入時に一通り悪い箇所は点検してもらったはずなんですが1つだけ不具合がありました。
中古車の場合、納車点検はどこのお店でも実施していると思いますが今回のキャラバンは、車検も近い為足回りの点検は省略したのでしょうね?
右リヤのハブオイルシールよりオイル漏れ
ブレーキを点検した際、右のリヤ側だけオイルが漏れてました。
ブレーキシューにもデフオイルが付着してましたが酷くなかったので清掃して再使用する事にしました。長期間漏れてブレーキライニングに浸み込んだ場合は掃除しても再使用不可能な場合が多いです。今回は漏れ始めくらいでしたので割と軽症でした。
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リヤアクスルシャフトオイルシール交換
その名の通りリヤのデファレンシャルケースにアクスルシャフトが取り付けられています。デフオイルが外に漏れださないようにシャフト部分にオイルシールが装着されています。今回はこのオイルシールからデフオイルが漏れだしてしまっている状況です。
交換するパーツは、中に組み込まれているオイルシールです。
交換するには当然アクスルシャフトを一旦取り外さないといけないのでどこまで交換必要部品があるのか不明でした。車種によってはシャフトを取り外すとハブベアリングも交換が必要になるケースもあります。
結論から言うとキャラバンではオイルシール交換だけで済みました😊
下廻りの錆が酷い状態でバックプレートがヤバイ💦ですね(^^;)
ホーシングの中央に見えるオイルシールを交換しました。
ブレーキラインを切り離したのでエア抜きしてデフオイルを交換して作業終了です。
デフオイルは初めて交換するのか分かりませんがかなり黒っぽく変色してドレンボルトに鉄粉が山盛りに付着してました💦
補充じゃなくて交換しておいて良かったです。
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デフオイルは指定された規格と同様のオイルを入れました。日産純正は高いですね(^^;)
デフのオイル漏れ以外は、特に悪い箇所もなく車検整備は完了となりました。
少し不安だったリヤ側ブレーキの制動力も問題なく左右差もほぼ同じでした。
ボディーの鈑金修理
あとは依頼の鈑金修理をして完成となります。
自社は鈑金修理工場が無いので外注作業となりました。購入時に気になってたボディーの錆やドアのえくぼなど合計4か所くらい修理しました。
外装はキレイに見えましたが鈑金屋さんが言うには内部腐食が進んでいるので今回修理してもまた半年から1年後には錆が出てくるかも?と指摘されました。
錆びてる箇所をカットして鈑金するにはかなり大掛かりな修理となり費用も高額になるとの事でした。
今回はサラッとだけ鈑金して予算内でキレイにしていただきました✨
ボディーの錆って厄介なんですよね~
ここは鈑金屋さんの腕の見せ所なんじゃないでしょうか? いや~僕には無理です💦
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下廻りの錆に関してはユーザー自身で錆転換剤を塗装したようです。これで錆の進行を抑えることができれば良いのですが(^^;)
シャーシブラックも重ねて塗りましたのでシャーシー部分に関してはしばらくは大丈夫でしょう⁈たぶん。
DPF関連のお話
後期型のキャラバンE25でディーゼルエンジン車ですがDPF装着車なのでDPF関連の故障が早期に起こらない事を祈るばかりです。
※DPFとは (Diesel Particulate Filter)の略でディーゼル車から排出される粒子状物質(PM)を取り除く製品です。
どのメーカーの車もそうですがDPF(DPD)装着車では10万キロ前後で排気ガス浄化システムに不具合が起こることがあります。
- DPF、DPDの詰まりや溶損
- インジェクターの詰まり、噴射不良
- インマニのカーボン詰まり
などなどケースバイケースですがいずれにせよ故障すると1つ1つが高額部品です。
たんに清掃して修理完了となれば良いのですがそう簡単には行かない事が多いです。
排気ガス浄化システムを装着した近年のクリーンディーゼルエンジンはエンジン本体ではなく浄化システムの不具合が多いですね。
軽油を燃やすと黒煙が出ますがこれを強制的にフィルターに採集してDPF(触媒)を強制的に高温にして煤を焼ききるようPCMでコントロールしています。
DPF(DPD)の自動再生または強制再生時にはマフラーより盛大に白煙が出る時があります。私が住んでる田舎ならちょっと広い空き地で再生作業する事ができますが都会の方ではどうしているのだろう?と考える事があります。
再生中の白煙は有害だと思いますし悪臭もします。これを街中でするのはかなり迷惑な話ですけど車の為には仕方ないのでしょうね。
一概には言えませんが1回の走行距離が少なく発進、停止の多い乗り方の車両の方が煤の溜まりが早いように感じます。逆に1回の走行距離が多く高速走行がメインの車だと故障する確率も低いような印象です。(あくまでも私感です)
走行距離が少ないと浄化システムが作動する温度に達しない為ススが多く溜まってしまうんでしょうね。
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DPFの再生時は燃料を多く噴射して燃焼温度を上げます。これを繰り返すと燃料が下がってオイルパンに溜まります。ですからDPF付き車ではオイルが増えます。
オイルが増えると言うのは間違いでオイルに燃料が混ざり希釈されていきます。
DPFの再生時に本来の燃料噴射の後に燃料を多く噴射します(ポスト噴射)。
この過剰な燃料がオイルに混ざってしまい結果オイル量が増えたように見えます。
増える量は使用状況で変わりDPFの再生が多い車程増える量は多くなります。
オイルレベルゲージにも通常のFーLの他Xなどの印があったりします。
下限、上限の上にX印があります。
Xまでオイル量が増えるとエンジンにダメージを及ぼすためオイル交換が必要になります。メーターディスプレイ上にも警告が出る事もあります。
DPF車両ではエンジンオイルが増える?と聞いたことがある方もいると思いますが内容は上記のようなことがエンジン内で起きていると言う事になります。
決してエンジンオイルが増えている訳ではありません!
ガソリン車の場合はあまり関係ありませんが頭の片隅に入れておいて頂ければいつかお役に立つかも?立たないかも(笑)です。
最新のクリーンディーゼルエンジンのトレンドは尿素SCRシステムを搭載した車両が多いです。高出力で低燃費、そしてクリーンな排気ガスで環境にもやさしいエンジンが求められる時代ですよね。
尿素SCRシステムについては、また機会があれば記事にしたいと思います。
今回は、「日産 キャラバンE25 リヤハブオイル漏れ DPF関連の故障が怖い」でした。
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