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ZZR400 加速不良
前回記事の続きです。オークションで購入したZZR400のエンジン不調、加速不良の修理の記録です。
前回イグニッションコイルの点検をしたところ抵抗値に異常が見受けられたので部品注文しました。
イグニッションコイルは社外品で取り付けピッチが約102ミリと言う事で今ついてる純正コイルが約85ミリくらいです。どう考えてもポンつけできそうにないですね。
下の画像を見て頂けると分かると思いますが純正のコイルの1,5倍くらいの大きさです。取り付けできるのか?不安になってきます😓
社外新品コイルの抵抗値は1次側、2次側ともに正常範囲でした。当たり前なんですけど一応ね✋
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新品部品が出ない以上これをなんとか装着するしかないです。
上の商品は、汎用品なので適合車種が多いですが取り付けに関しては加工が必要なケースもあるので購入を検討する方は取付穴のピッチ(長さ)の確認をする事をお勧めします。ZZR400もまた加工が必要な車種に分類されます。
イグニッションコイル交換、加工取付
何度も書きますが純正ではなく社外品で取付穴が合わないので加工して取り付けできる方じゃないとお勧めできません。
比較するとやはり大きさがかなり違います。
とりあえずプラグキャップは再使用なので付け替えて行きます。
汎用品の為ハイテンションコードの長さもかなり長いのでカットして使用します。
プラグキャップの中心はネジになってるので左回しで取り外します。
新品コイルのコードに右回しでねじ込んで少し抵抗があるところまでねじ込みます。
1-4コイル側ができたので取り付けようとしたら4番のコードが短くカットし過ぎて届かない!!
やべ―💦 もう後戻りできんぞ!!
仕方ないのでこれは2-3コイル用にして1-4コイルは新たに長めにカットしてもう一つのコイルにセットしました。
あぶねー😓 なんとか大丈夫でした(^^;)
危うく新品コイルをダメにするところでした。
1-4、2-3コイルにプラグキャップを付け替えて改めて取り付けて行きます。
詳細画像取り忘れましたがコイル上側の取付穴はそのまま使用して、下側の取付は短いステーを使用して取付穴を延長してボルトナットで取り付けました。
イグニッションコイルが大きくなったのでエアクリーナーボックスが装着できるのか?不安でしたがギリギリの隙間で装着できました。
現物合わせの一か八かの作業でした、、💦
自分のバイクじゃないだけに変な汗かきましたわ(^^;)
無事にエアクリーナーケースが取り付けできて良かった😁
けどラムエアダクトの装着に少々手こずりました💦
エンジン始動、試運転
イグニッションコイルの交換が終わりタンクを付けてエンジンをかけてみます。
キュルキュルキュルブーン♪
始動性は良く空吹かしでは調子良さそうな雰囲気です。
問題は走行してみないと分かりません!! 近所を軽く試運転してみました。
自宅から出て10mも走らないうちに、、、
「ハイ、ダメ~!!」
低回転からアクセルのツキが悪く明らかに加速が悪く力がありません。
もしかして少し乗ったら直るかも?と思い2,3km乗ってみましたが終始調子が悪い感じでした。
結果、イグニッションコイルを交換しても全く同じ症状のまま変化なしでした。
そんな予感はしてましたが残念です(-_-;)
改めて乗ってみて分かりましたが6000回転までは全く力がなくガス欠か単発のような感じです。7000回転を超えると若干スムーズに回転が上昇する印象ですが本来の力が出てないような加速をします。
前回のスパークプラグの焼け具合からするとキャブかもしれないですね。
これってもしかして燃料系なのか??
燃料系点検
キャブレーター点検、清掃
考えてても直らないので症状をたよりにキャブレーターを分解して見ます。
本当ならオーバーホールを前提に取り外したいところですがパーツが無いので清掃をメインに作業していきます。
また外装を取り外しタンク外してエアクリ取っ払います。何度もしてるので慣れました。
インシュレータバンドを外す際は長いドライバーが必要なので会社に取りに行きました。
フロートのカバーを外すと錆が、、、、
嫌な予感がします。
とりあえずできる事は清掃くらいなのでキャブクリーナに漬けて汚れを浮かします。
上の写真にある紙皿に茶色いカスみたいなのが錆と不純物です。
メインジェットが付くジェットホルダーも外しましたがこれ完全に詰まりぎみで無数に開いた小さな穴からパーツクリーナが出てこない💦
漬け置きとかエアーブローしましたが完全には清掃できません。
この穴は針より細い穴なので詰まってしまうと厄介なパーツです。
清掃後ジェットの通気状態もかなり良くなったのでこれで症状が変われば間違いなくキャブの問題でしょう。
大まかには掃除できたのでこれでも一度走ってみます。
その前にガソリンタンクを覗いてみると👀
上の方はマシですが下側に大量の錆が見えます。茶色しか見えない💦
これでは何回キャブ清掃してもすぐに詰まってしまいますね😓
タンクの中のガソリンを抜いてみると、、、
茶色です(-_-;)
ガソリンタンク清掃
面倒ですがタンクはすでに外れてるので簡単に点検と清掃しました。
燃料ポンプ側のフィルターは一応詰まりは無かったですが交換したいですね。
タンク下のアウト側のメッシュフィルターにもあまり錆が付いてませんでした🤔
予想ではどちらかに詰まりがあると思ったんですけど、、、、
しかしタンクを点検してるとタンクゲージのガスケット部分に液状パッキンが塗ってあったりよく見るとタンク内部もシルバーの色が変でした。
タンク内部は普通つるッとしてますがザラザラした上にシルバーで塗られたような感じです。
これってタンクシーラーか? 私も使用した事あるので間違いないですね。
前のオーナーが一度タンクシーラーを使用した事があるようです。
中性洗剤を使用して内部を洗い流しました。細かい錆の塊が無数に出てきました。
タンクを水で何度もすすいで泡が出なくなるまで繰り返しました。
19Lの水を入れたタンクの重い事(゚Д゚;) 腰が痛くなりました💦
届く範囲はドライバーの先にウエスを巻きゴシゴシ擦ってなるべく錆を取りました。
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タンクシーラーはPOR-15が良いかな。ゴリラの穴あきタンクも修理できた優れものです。
本格的に錆落としと内部コーティングは次回する事にします。
どうせまたキャブオーバーホールする事になりそうなので✋
それより原因を突き止めることが先です!
タンクの天日干し😅
気温が高かったので割と早く乾燥できました。
再度、試運転
全部組付けてダメなガソリンの上澄みだけ1Lほど吸い上げてタンクに補充してガソリンスタンドへ行きました。
走り始めて変化にすぐ気付きました。低回転からクラッチを繋いでもアクセルの動きについてくるようになりました。「やっぱりキャブが悪いんだな!!」
近くのガソリンスタンドまでは快調そのもの!
ハイオクを5Lほど補充して少し走ってみる事にしました。
何故満タンじゃないかと言うとまたタンクを外す必要があるからです。
スタンドから出て低回転の力強さを実感しました。これが本来の姿なんだな~と。
2キロくらい走ってから低回転から高回転までスムーズに回ることを確認して
「これで大丈夫か?」と思ったとたんまた同じ症状が、、、、
やはりちゃんとオーバーホールしないとダメなようです😓
それでも一旦は症状が改善した事を考えれば原因は、8割がたキャブで間違いないでしょうね。
これが分かっただけでも前進です😁
次回の作業メニューは
ネットでパーツを探してみるとZZR400用のキャブリペアキットなるものが販売されてました。
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社外パーツを使用するのは少しリスクも伴いますが純正パーツの金額を見たら、、、やっぱ高いんですよね。どこまでお金をかけるのか?という問題もあるし、せっかく安く仕入れたバイクに高額な修理費をつぎ込むのももったいないですよね。
基本はお金をかけずに修理できればもっと良いんですが、やはりどうしても交換が必要なパーツは出てきます。アフターパーツがあるだけまだ良い方です。
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次回の修理メニューは、キャブレーターオーバーホールとフューエルフィルターの交換をする予定です。
作業的には一度してますのでそう苦にならないですが結構な時間を費やすのは間違いないので週末に時間ができたら実施しようと思います。
と言う事で今回も加速不良が完治しませんでしたがやっと希望の光が見えてきた感じです。次回の修理メニューで直ることに期待します😅
今回は「ZZR400 加速不良 イグニッションコイル交換、その後」でした。
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