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どうもnobです😊 ブログご覧いただきありがとうございます。
キタコライトボアアップキット取り付け
友人のホンダ マグナ50のボアアップについての記録です。
かなり前から「ボアアップしてみたい!」と相談を受けてました。
我が家のガレージもようやく預かり車が無くなり作業できるようになったのでボアアップ作業を引き受ける事にしました。
現車の確認もせず引き受けたことに後で後悔する事になります(;^_^A
購入したのは、、、、
キタコのライトボアアップキットで排気量は75ccです。私のゴリラと同じですね😊
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「どれを購入したら良いのか分からない!」と言っていたので無難な75ccを勧めました。ゴリラには75ccで十分だと思いましたが車両重量の重いマグナ50だと88ccくらいあっても良かったのかな~と後になって思いました。
現在の最高速度は60~65km/hと言ったところみたいです。
マグナに乗った事無いから分からないですけど💦 そんなもんですか?
私のゴリラはド・ノーマルで55km/hがやっとでした😅
エンジン腰上分解
マグナはモンキー系の横型エンジンで構造は、ほぼ同じなのですが、、、
マグナ50は、セルモーター付きなのでその部分の違いはあります。
整備書なんて持ってないので取り敢えず分解します。
何も考えずジェネレーターカバーを取り外しクランクの合いマークを探しますが👀
見当たりません!!
フライホイールにF、Tマークはあります。なんだこれ???
仕方がないのでカム側の合いマークを合わせてクランク側にマーキングして作業しようと思いましたが、、、不安なのでネットで調べてみると🤔
いや~マグナ50って情報が少ないですね。モンキーやゴリラは山のようにヒットするんですけどね(笑)
バルブタイミング TDCに合わせる
カム側に関してはモンキーやゴリラと同じでした。問題のクランク側ですが、、、
ジェネレーターカバー外しちゃダメ!!だったようです💦
ではどうするか?と言うと、、、、
ジェネレーターカバーにあるめくら蓋(六角ボルト)を取り外し切り欠きとTマークを合わせます。半時計回しで緩まないようにゆっくり回転させます。
左写真の切り欠きとフライホイールのTマークが合っている事を確認します。
右写真のカムスプロケの●印と切り欠きが合っている事を確認します。
これで準備OK!です😮💨
マグナ50を今更ボアアップしようとする人も少ないと思いますが誰かのお役に立てれば幸いです。
シリンダーヘッド取り外し
ヘッド取り外し手順は、モンキーやゴリラと同じです。
サクッとシリンダーヘッドを取り外しました。
すると、、、アレレ⁈
これってもしかして⁉️
明らかにピストンサイズが大きいです💦
ノーマルの50ccのピストンは本当に小さいので見たらすぐ分かります。
試しに75ccのヘッドガスケットを当てがってみると、ピッタリ‼️
すでに75ccにボアアップしてあるじゃん(・_・;
持ち主に連絡してどうするか聞いてみました。
「どうせ返品もできないのでそのまま新品にしちゃって下さい!」
という事で作業続行となりました。
シリンダーブロック取り外し
ヘッドが外れたらブロックも取り外してピストンを交換します。
ここでまた違和感が(・・;)
ピストンには向きがあるのですがインレット側とエキゾースト側の向きが逆に取り付けられていました💦
組み付けたのは素人の方なんでしょうね、、きっと🤔
それでも普通に走行できてたので大した問題じゃないんでしょうか?
イヤイヤ組付けは確認して確実にしないといけませんよ!!
ガスケット除去
一度分解してあるだけあって酷いこびりつきも無く割とスムーズにガスケットを取り除く事ができました。コレは助かります。
ボアアップの作業で何に時間がかかるか?
それは間違いなくガスケット除去作業でしょうね。
私のゴリラの時は、新車から40年以上一度も分解した事がない車両だったのでガスケットがカチカチに引っ付いて取り除くのにかなりの時間を要しました。
ボアアップキット組み付け
ここまでできたらようやくボアアップキットを組み付けられます。
正確には75ccから75ccですけどね~(;^_^A
ピストンリング取り付けたところです。
もう老眼で目が見えなくて細かな作業が億劫です😩
ガレージの明かりでは見えないので家の中に持ち込み老眼鏡をかけて作業しました💦
あー情けない😓 遠くはよく見えますが近くが全く見えません👀
ピストンに矢印が付いてます。これを下向きに付けると正解◎
ピストンサイドにも記載あります。これを見て逆に組付けるのもなかなかのもんです。
新しいブロックを入れて、、、
順番に組んでいきます。
シリンダーヘッド清掃
特に異常があるわけではないのでそのまま組み付けても良かったのですが、、、
せっかくなので外観と内部を簡単に清掃しました。
バルブの取り外しは今回していません。
カーボンで汚れてますね💦
ノーマルヘッドってこんなに口径大きかったかな⁈ まーとりあえず掃除です。
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マキタのドリルに真鍮製のブラシを付けて掃除しました。
そこそこキレイになりました😊
本来はバルブも取り外してポート内部も掃除するのが正解だと思います、今回は簡易的な清掃です。
清掃前後の様子、、、👀
見た目だけでもキレイになって気分が良いです。
吸気と排気ポートは入り口付近のみ掃除しました。
整備中は手が汚れるのでこのペーパーウエスが役に立ちます。
ホームセンターで購入しましたがコストコで買うと安いんですよね?
私コストコ会員ではないので行った事ないんですけどね(笑)
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スコットのショップタオルは柔らかい素材で良いですね。
以前ホームセンターブランドのロールウエスを購入しましたがこちらはごわごわした感じでした。金額はスコットの方が少しだけ高いですが100円も変わらないのでこちらの方が繰り返し使用できて良いかも?と思いました。
まー普段は不要なぼろ布などをウエス代わりにしてますがたまにはちゃんとしたウエスも良いですね。
シリンダーヘッド組付けたら再度バルブタイミングが合ってるか確認します。
一度目は一コマズレていました💦 写真は2回目。
フライホイールは14mmのソケットにエクステを付けて回転させました。
後はプラグやキャブ、マフラー、カバー類などを元に戻して完成となります。
エンジンオイルを補充していよいよエンジン始動です!!
この瞬間は何度してもワクワクしますね😁
キュルキュル、、、、ボボボボボっ☁
セル付きって楽ちんですね。
割とすぐにエンジン始動しました。
圧縮が上がってるので時には「キュッ、、、キュルキュルキュル」って少し重たそうにセルモーターが回転する事があります。75ccくらいが限界なんでしょうか?
88ccでも問題なくセルモーターで始動できるのかな?
モンキーやゴリラではボアアップするとキックが重くなりますよね。
それと同じです。
ボアアップは問題なく完了しました。
あとは少し慣らし運転してオイル交換後に徐々に全開走行!! してみたいです。
慣らし運転は持ち主さんにお任せする事にします。
こちらのマグナ50は普段野外でカバーをかけて保管しているそうであちらこちらに錆や腐食などが見られました。これはこれでよい味でてますけど💦
せっかくなので外観もきれいにしてみました。
もともとマットブラックに塗装されてましたが、塗装が剥がれてつや消しと艶アリがまだらになってました。
つや消しスプレーがあったのでカバーやタンクなどを再塗装してキレイにしました。
マフラーは耐熱ブラックで仕上げました。
錆や腐食した箇所は真鍮ブラシとメタルポリッシャーでゴシゴシ磨き上げました。
預かった当初と比較するとかなりキレイになったと思います😁
比較画像はこんな感じ、、、
分かりにくいですが左がキレイにする前です。
バイクって本当に写真写り良いですよね💦
エンジンやチェーンケースなど磨きましたが一番わかりやすいのはタンクの部分でしょうかね😅
また見えないと思いますが左写真は、フロントフォークの摺動部もマットブラック塗装されてましたΣ(゚Д゚)
そこ塗っちゃダメ!!
でも友人はそんな事知らないから「あっそうなんや~🤔」って感じでした(笑)
もちろん摺動部は塗装を落としてキレイにしておきました。
マグナ50って車格が大きいですよね。バイクの事知らない人が見たら原付には見えないかもしれませんね。
ボアアップ後のテスト走行
ボアアップ後といっても75ccから75ccなので正確にはピストンとシリンダーを新しくしただけです。
私が乗ってみた感想は、、、、うーん🤔
良くなったのか?変わらないのか?
判断が付きませんでした(笑) ただやっぱり坂道などで失速せずに加速できるのでやはり75ccの恩恵を実感しました。
スピードに関しては慣らしが終わってから✋ですが、、、
一瞬60km/h出してみましたがまだまだ余裕があり伸びそうなのに失速します。
リミッター作動してる?
50ccなので最高速度は60km/hと決まってます。なので4速60km/hを超えるような場合リミッターが作動してそれ以上速度が上がらないように制限されます。
レーシングCDIなどを装着すれば解除する事は可能です。建前上は公道での使用は禁止されてます。
今回のマグナ50は75ccにボアアップされていた車両なので当然リミッターは解除されているもの!!と決めつけていましたが、、、、
CDIは純正が装着されてました💦
ボアアップしてあるのにリミッターカットはしていない! スピードを求めないならボアアップする意味は?と少し不思議に思いました。
ただしトルクアップはするので加速力は良くなります。
トップスピードは、、、 何キロ??
マグナ50の場合、社外CDIに交換しなくてもノーマルCDIから出ているピンクの線のギボシ部を抜くだけで速度リミッターは解除できるそうです。
今回の車両もピンク線は繋がったままでしたのでカットしておきました。
これで少なくとも70km/h以上は出るはずです。
正確にはスプロケットの交換でギヤ比を変える必要もあります。
現在はフロント16丁、リヤ42丁になってました。純正は確かフロント15丁です。
トップスピードに関しては後日持ち主さんに乗ってもらって結果を聞いてみる事にします。
最高速度を求めるようなバイクではないですがエンジンに余裕があるのは良い事ですよね。スプロケを最高速寄りにセットして低い回転数で巡行できるようにする方がマグナには合ってるかもしれませんね⁈
50ccではギヤ比を最高速寄りにすると加速が悪くなり失速する場面もあると思いますが75ccならそれが可能になります。
ちなみに私の所有してるゴリラにはリミッターが装着されていません!!
しかしエンジン出力的に60km/h出ない設計になってます。機械的なリミッターという訳ですな。なのでビックキャブとマフラー交換で60km/h超えるようになります。75ccにボアアップ後は80km/h近く出るようになりました😅
しかしノーマルの車体でこの速度域は死を覚悟で乗る必要があります(笑)
ゴリラの場合は車重も軽いのでボアアップの効果はすごく分かりやすいです。
※ボアアップ後は原付2種へ登録変更して黄色ナンバーにする必要があります。
また原付免許しか所有してない人は乗ることができなくなるので注意が必要です。
今回は「マグナ50 キタコライトボアアップキット取り付け 75cc」でした。
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