どうもnobです😊
ホンダ フィットGD1型の修理です。
エアバック警告灯点灯
SRSエアバックの警告灯が点灯します。
故障コードを読み取るとエアバックユニット内部不具合という故障コードが入力されてました。
実はこの車両、数か月前に鈑金修理で入庫していてこの時もエアバックランプが点灯してました。鈑金修理と言ってもエアバックの展開はなく修理とは全く関係ない不具合でした。この時も同じ内容の故障コードでしたが診断機で消去したらランプが消えたので「しばらく様子を見る」と言う事でいったんお車を返しました。
今回は車検整備で入庫でした。
お客さんは「以前警告灯の修理はしているはず!」とおっしゃってましたが修理ではなくただ単に故障コードを消去しただけでした。
内容を説明したところ納得していただきましたが、今回は車検整備なので警告灯が点灯している状態では検査不合格となってしまいます。
これはエンジン警告灯、ブレーキ警告灯、エアバック警告灯いろいろありますが警告灯が点灯してる状態ではすべて検査不合格です。
だからといって警告灯の球を抜くのはダメですよ!
警告灯が点灯してエンジンを始動したら消えるのが正常な状態なので最初から点灯しないのは論外です。
SRSエアバックユニット交換
部品代は37000円くらいだったかな、高価ですね。かと言って中古パーツも怪しいので新品一択です。
エアバックユニットはセンターコンソール下、シフトレバー前方の下側についてます。
コンソールを取り外しリアヒーターダクトを取り外すとユニットが見えます。
エアバックに限らず電装品の修理の際はバッテリーマイナス端子を切り離しておきます。
トルクス3本で固定されてるので外して新しいユニットと交換します。
交換後は警告灯の点灯もなく正常な状態に戻りました。
【Amazon.co.jp 限定】 トネ(TONE) ビットラチェットセット BRS20C ビット差込 &6.35mm(1/4") クリア 内容23点
ブレーキ引きずり修理
症状
フロント左側部ブレーキが引きずってます。リフトアップしてタイヤを空転させようとしても全く回りません💦 右は何とか回りますが重いです。
原因
この症状はもうブレーキキャリパーの異常しか考えられないですね。今回の車両ではキャリパーピストンが固着して動かない状態でした。つまり油圧がかかるとピストンは押し出されますが出たまま元に戻らないのでブレーキが効いたままになったと言う事です。正常なブレーキキャリパーはプライヤーなどで押し縮める事が可能です。
キャリパーピストン以外にもキャリパーサポートのスライドピンが固着すると引きずりやブレーキパットが片方だけ早期摩耗してしまったりします。こちらのフィットは大丈夫でした。
ブレーキキャリパーオーバーホール
フロントキャリパー取り外し。キャリパーシールキットを使用して修理します。
ブレーキシールキットは以下のような内容物です。
キャリパーを完全に取り外す前にキャリパーピストンを油圧で飛び出させておきます。
エアガンを使用して圧縮空気で押し出す方法もありますが固着が酷いとエアー圧ではびくともしないケースもあります。
今回もピストン戻しでも全く動かなかったので最初から油圧でピストンを出すことにしました。手間もかからず一番楽な方法です。
キャリパーを外してブレーキホースだけ繋がったままの状態にしてあとはブレーキペダルを10回以上踏むだけです。
ダストブーツとシールを取り外して中の錆や汚れをきれいに取り除きます。
キャリパーピストンは錆で段付きになってましたので新品に交換です。
シールキットでリフレッシュしたキャリパーです。
新しい状態では手で強く押し込むとピストンが縮み奥に入ります。
あれだけびくともしなかったのに(;^_^A やっぱりメンテナンスは大事ですよ!!
完成後はブレーキタッチも良くなりスムーズなブレーキングが可能になりました。
ブレーキの利きが悪い! とか車体が重く感じる!と言う症状はブレーキに異常が出てるサインかもしれませんよ!
ちょっといつもと違うな~と感じたら車屋さんに点検をお願いしましょう。
今回はホンダ フィットのエアバックランプ点灯とブレーキ修理でした。
関連記事
ブログ最後までブログご覧いただきありがとうございました。
気に入って頂けたら読者登録もよろしくお願いします!
ではまた~😄
気ままなバイク生活では バイクや自動車修理、日常の出来事など書いてます。