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慣らし運転終了
ようやくゴリラの慣らし運転も終わりオイル交換をする時期になりました。
短期間にこんなにゴリラに乗ったのは初めてかも(笑)
ゴリラで100km走行するって意外と大変かもって思いました(;^_^A
オイルドレンボルト交換
どうせオイル交換するなら、、、
マグネット付きのオイルドレンボルトに交換しようと思い購入しました。
その流れで始動時のキックでクラッチが滑る現象が発生していた為、強化クラッチも購入しました。
クラッチに関しては始動時のみで走行中は滑る事なく正常でした。
圧縮比が上がった影響でノーマルクラッチでは役不足?!なんだと思います💦
クリッピングポイントの強化クラッチの他、キックペダルの所のオイルシールとオイルフィルターも同時に購入しました。
クラッチを分解するので専用の工具も一つ購入しました。
ロックナットを緩めたり締め付けたりする工具です。
モンキー系の横型エンジンのクラッチ分解には必須アイテムです。
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使用頻度が極端に少ないので安価な工具にしました。
後に書きますが問題なく使用できました😊
プーリーホルダーも必要になります。
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ロックナットを緩めるだけならインパクトで外れますが取り付け時は規定トルクで締め付けが必要なのでプーリーホルダーがないと締め付けできません。
クラッチセンター出し失敗?
以前モンキーにも強化クラッチを装着してましたがこの時は仕事が忙しくて自分で触る時間が無かったので行きつけのバイク屋さんで作業してもらいました。
なので実質モンキー系のクラッチを分解するのは今回が初めてでした💦
他の方もブログなどで書いてますが初めて作業すると高確率で組みつけに失敗するそうです😣
私も一応失敗したくないので勉強してから挑みましたが結果から言うと2回分解しました(^^;)
強化クラッチ交換時にありがちなセンター出し失敗でクラッチが切れなくなる症状を体験しました。
いや~できればすんなり終わって欲しかったんですけどね~
でも良い勉強になりましたよ✋
クラッチ分解
クラッチ側のカバーを取り外します。クラッチワイヤーとキックペダルを先に取り外しておきます。
エンジンオイルも抜き取りしておきます。
ステップが一部干渉してケースが出てこないのでステップ取付ボルト4本をギリギリまで緩めておきました。本当は取り外してしまった方が楽に作業できますがメンテナンススタンドがないのでサイドスタンドに頼る必要があったので私はこの方法で作業しました。
クラッチケース取り外し
クラッチケースのプラスのボルトを取り外すのですが、、、硬い!!
最初は普通のドライバーで緩めようとしましたがビクともしません!
初期のゴリラではプラスのボルトで取り付けられています。12V車では8ミリのボルトになってますよね⁈ 12Vモンキーの時は8ミリボルトだったと記憶してますが、、、
右の写真がショックドライバーでハンマーでたたくと緩めたり締め付けたり切替できます。
ショックドライバーで数発叩くと緩みました。
これも必需品です。
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ショックドライバーなしで作業するとボルトの頭が舐めてしまうと思います(゚Д゚;)
ボルトがすべて取り外せたらケースを取り外します、、、が
これも固着して外れない!!
ケース裏から木版を当てて叩いて外しました。
指の所の少し張り出している箇所を軽く叩きました🔨
ガスケット除去
面倒くさい作業から先にします、、、ガスケット剥がし(;^_^A
カッチカチになったガスケットを取り除くのが今回の作業の中で一番大変でした。
なにしろ40年以上経過したガスケットはそう簡単には剥がれなかったです。
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クリッピングポンと説明書
フリクションディスク
プレート
スプリング
ガスケット2枚
アウタカバーの取付ボルト4本
以上がセットになっていました。
アウターカバー取り外し
アウターカバーのスクリューもプラスですがこれも硬いのでマキタのインパクトドライバーを使用して楽に取り外せました。普通のドライバーでは緩まなかったです(;^_^A
強化クラッチに入ってた取り付けビスは6角のタイプでした。ありがたい!!
クラッチアウター取り外し
ロックナットのカシメを起こしてインパクトで取り外しました。
締め付けはインパクト使用不可です!!
ロックナット締め付けトルク、、42N・m
またここにもガスケットがあるので除去します💦
右写真はクラッチアウター裏から見たところです👀
写真右の金色のスリーブが少しだけ飛び出してますがセンター出しができていればこの状態になるのが正解〇だそうです。
クラッチ分解
ここまで来たらあとはスナップリングを取り外して中身を入れ替えるだけなんですが、、、
スプリングが効いてるので押さえながらスナップリングを取り外します。
フリクションディスクが、、、、
表から見たら異常ありませんでしたが裏は何枚か剥がれ落ちてました💦
これでも滑らず普通に走行できてましたけど😓。経年劣化と言うヤツです。
今回クラッチを交換して良かったと改めて思いました。
スプリング入れ替え 右が強化スプリング、左がノーマルです。
へたってるのかスプリングの自由長が違いますね。
新しいディスクをセットして組みつけて行きます。
ここでセンター出しが必要になります。
ドリブンギヤをセットした状態で組みつけると失敗しない!!という記事を見たので慎重に作業しました。でもこれは2回目の作業時の写真です。
1回目は見事に失敗してクラッチが切れなくなる症状を体験しました😅
ここさえ失敗しなければ簡単な作業です。
キツクペダル部のオイルシール交換
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3点セットでも販売されてるのでこちらを購入すれば良かったと後から思いました💦
一度も交換歴がないので交換しておくことにしました。
オイルシールは、ゴムと言うよりプラスティックのように硬化してましたね。
オイルフィルター交換
モンキーやゴリラのオイルフィルターはクラッチカバーを取り外さないと交換できないメッシュ状のフィルターになります。
どうなんでしょうか? それなりに汚れが付着してますが想像してたよりはマシでした💦
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そういえばアウターカバーを取り外した時周辺にクラッチのカスがびっしりと付いてました。細いドライバーで除去しておきました。
新しいフィルターと比較すると分かりやすいです。
クラッチのカスなのか鉄粉なのか分かりませんが汚れが見られました。
これであとは順番に組みつけていくだけです。
新しいオイルも購入しました。
ホームセンターに売ってたカストロの20W-40のオイル
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全て組みつけてクラッチ調整したら完了です。
プッシュロッドとワイヤー側の両方で調整しました。
切れ具合がシビアでゆるいとクラッチが完全に切れないし、遊びがないと始動時のキックで滑るし何度も調整してなんとか良い具合で調整できました。
一晩放置してオイル漏れがないか点検しましたが大丈夫そうでした😊
ちなみにドレンボルトは17ミリから14ミリに変わりました。
クラッチ交換が終わってクラッチレバーの操作感が重くなりました。
ノーマルは軽すぎたのでちょうど良い感じですかね😊
走ってみた感じはノーマルクラッチと変わらずですが繋がりがしっかりした印象に変わりました。
始動時のキックでの滑りは相変わらずな感じで強化クラッチを入れても始動時は何回か滑った後始動できるようです。
走行には支障ないのでこのまま様子見ます👀
始動時に滑らないようにクラッチ調整するとクラッチが完全に切れない状態になるので1速に入れると半クラッチ状態になります。
何度か調整してちょうど良いところへ持って行くのが大変でした(^^;)
交換したパーツ
今回使用した強化クラッチはクリッピングポイントと言うメーカーの商品になります。
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写真にはありませんが
- 強化クラッチセット
クラッチディスク
プレート
スプリング
クラッチケース、ガスケット
クラットアウターガスケット
クラッチアウター取付ビス6角タイプ
以上が入ってました。
- キックペダル部オイルシール
- オイルフィルター
- エンジンオイル
- オイルドレンボルト(マグネット付き)
ゴリラは古いバイクなのでメンテナンスする度に新たな発見があり大丈夫だと思っていても開いてみるとダメだった!!と言う事もあります。
クラッチアウターに付いた汚れやケース内にディスクの破片などが脱落してたのでこれも開けてみて分かった事です。きれに掃除するだけでも気分的には良いです😊
走行距離は少なくても経過年数は40年以上なので劣化具合は想像以上です。
古いバイクでは、距離が少ないからと安心はできないと言う事でしょうね。
ライトボアアップ75cc程度のパワーであれば1枚の強化クラッチでも十分許容範囲だと思います。
耐久性に関してはこれから検証したいと思います。
それ以上の排気量なら多板式の強化クラッチを使用する事をおすすめします。
今回は「ゴリラ 強化クラッチ取付、オイル交換他」でした。
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