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エンジン不調 ZZR400のその後
先月よりいろいろとパーツ交換や整備したZZR400ですがいまだ調子が今一つなままです(-_-;)
ニンジャ250Rのメンテナンスも終了したので入れ替わりにZZR400をまた修理で預かりました。前回から気になっていたイグナイターは持ち主が中古で入手できました。自分で交換したそうですが症状の改善は見られませんでした。
この流れで最後にもう一つ交換し忘れたパーツがあります。それはプラグキャップです。イグニッションコイル交換時に一緒に交換するべきでしたが部品を注文できずにいました。
今回は、これも持ち主さんが自分で注文して持ってるので交換して欲しいと言う事でした。
今までの経緯(修理、交換パーツなど)
5月にヤフオクでZZR400を落札
車両到着着にエンジン始動して車庫前の坂を登ろうとしたところエンスト頻発。
低回転で力がなくゆるい坂道も登れない事に気付く。
ヤフオクのお約束でクレームは一切受け付けてくれないので修理するしかないです。
エンジンオイル、スパークプラグ、エアーエレメントを某ショップにて交換。
交換後も症状は全く変わらず6000rpmくらいまでボコついて発進すらままならない感じでした。
ここで私が一度診断してみようと言う事でバイクを預かりました。
系統別に消去法で修理するしかないのでまずはイグニッションコイルの点検をしたところ抵抗値に異常が見られたので交換するもNG!!
点火系はまず大丈夫でしょう⁈と言う事で燃料系に手を入れました。
ガソリンタンク内部に錆があったので洗浄。
キャブレター内部も点検、清掃。ジェット類に詰まりがあったのでオーバホールキットにて内部パーツ交換。この後一時的に症状が治まりました。
ほんの一時的な改善で5km以上走行すると以前にもまして症状が悪化。
低回転域から全く吹けなくなりそのままストール(エンスト)。
キャブを触った後だったので燃料系で間違いないだろうと言った感じでした。
キャブを取り外したついでにインシュレーターを点検すると見事にパッキンが劣化してました。これでエアーを吸い込んでいたのだろう!
インシュレーターとガスケット交換で直るだろうと思いましたがココでまた症状に変化が現れました。
エンストもしなくなり吹け上りも以前よりは良くなりました。しかし4000rpmまで引っかかるような加速感で上の方まで回しても本来のパワーが出ていないような印象です。
ここまでの修理で一旦持ち主さんへバイクを返却しました。一度乗ったら以前よりは良くなった!との事でした。しかし私的には全然納得いかないので日を改めてまた再診断してみる事になってたのです。
プラグキャップ交換
プラグキャップの交換をするにはタンクを下ろしてエアークリーナボックスを取り外す必要があります。もう何度もしてる作業なので慣れてしまいました😛
さらにイグニッションコイルを取り外してプラグコードを引き抜きます。
プラグキャップはコードにねじ込んであるだけなのでサクッと4本交換していきます。
スパークプラグ点検
ユーザーの希望でプラグを点検して欲しい!と言われたので再度点検しました。
スパークプラグ自体は4本ともに黒く燻った感じでした。
1番初めに預かった時は、1-3番が真っ黒で2-4番が真っ白でした。
今回は全てのスパークプラグが黒いのでちょっと濃い感じですね。
そのまま戻すのもなんなので軽く掃除してから戻しました。
右写真が清掃後のスパークプラグです。
これで症状が改善する保証はないですが期待は膨らみます🥹
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テスト走行の結果は?
ダメ👎〜 もう走り出してすぐ分かってしまうのが悔しいですね😣
症状変わらずでした。
うーん🧐 これホントになんだろう?
明らかに失火してるような症状なんだけどなー
低回転から加速していくと4000rpmを超えるあたりまで単発気味の加速をします。そこを超えると良い感じに吹け上がります。
そこでふと気になる事を思い出しました。
最初にスパークプラグの交換を依頼したショップさんが何処かのホースに詰め物をしたらしいのです。目的は不明(・_・;
持ち主の兄にどこのホースにどのような処置をしたのか?聞いといてってお願いしました。
するとショップさんが言うには「ブローバイホースにビー玉を入れて塞ぎました」というではありませんか(・_・;
それ勝手にやっちゃダメなヤツ💢
せめてユーザーに確認をとってからやるべき行為だと思います。
ブローバイホースを塞ぐとどのような改善ができどのようなデメリットがあるのか説明して持ち主の了承を得てから処置するのが普通じゃないのかな?と思いました。良かれと思ってやったのでしょうけど私からすると勝手に関係ない箇所触らないで!って考えてしまいます。
まーブローバイを塞いだところでこの症状に変化はないと思いますが念の為正常な状態に戻しておきました。
ホースのかなり奥の方にビー玉を突っ込んであったので取り除くのに苦労しました。
どうやっても出てこなかったのでエアーダスターで風を送ってポンっと押し出しました(^^;)
ラムエアーホース点検
もう一つ気になってたのでラムエアーシステムの通路の点検です。
吸気側に繋がる太いダクトの方は大丈夫でしたがキャブレター前方に繋がる方の細いホースの方は大丈夫なのだろうか? この部分のホースの抜けや詰まりがあると不調を引き起こすとどこかの記事で見たのを思い出しました。
エアクリーナーボックスを取り外したついでに点検してみました。
キャブ側に繋がってるホースを切り離しエアーを送り込んでみると、、、、
前方にある吸気口に風を感じません!!
メッシュ状の中に小さな穴があるのが詰まってる部分です。
今度は吸気口からキャブ側にも圧縮エアーを入れてみましたがダメでした。どこかで完全に詰まっているようです(゚Д゚;)
ラムエアーの空気取り入れ口から少ししたところにメッシュ状のフィルターのようなものがあります。以前はここのホースの抜けがないかは点検しましたがまさか通路が塞がってるなんて思いもしませんでした。
この部分の点検をするにはスクリーンを外してメーターケースを取り外す必要があります。ばらす部分が増えて面倒ですが仕方ないですね(;^_^A
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これ外してみて目を疑いました👀
なんだこれは??
土の壁が(゚Д゚;)、、、なんじゃこれ!!
マイナスドライバでつつくとボロボロと崩れ落ちます。やっぱり土のようです。
右が清掃後の状態です。向こう側が見えます! これが本来の姿です。
反対側の左側の方も見てみると👀
同じなんかーい!!😓
これってどうやらどこかで見たような⁈
このような細い穴に巣を作る蜂がいたような、、、、
なにかそれっぽい破片が出てきました💦
これって長期間不動車だったのではないでしょうか?
この手の巣を作るドロバチという蜂が居るそうです。ググってみると似たような細い穴を塞ぐように巣を作る画像を確認できました。
このダクト内にハチの巣があると言う事はダクトやホース内にも異物があると言う事なんでしょうか?
念の為エアーブローしてみましたが埃は出てきましたが通気はあったので異物は無いようです。
しかしエアー通路すべてが怪しい気がしてきました🤔
一応やるべきことはやったので再度組み直して試運転してみました。
結果はやはり4000rpmくらいまではダメ!!でしたが上の方の伸びは良くなりました。やはり関係はあったようです。
しかしこのバイクいつまでたっても直らないのでもうあきらめて全バラにするしかなさそうな勢いです😣
いままで触った個所で怪しいところはいくつもあって改善してきたにもかかわらず一向に症状が変わりません。
ハチの巣があったと言う事はダクト内やキャブ側のエアー通路も再確認しないといけないような感じです。
修理が完了する日はまだまだ先のようです(^^;)
一つ一つ消去法で探ってますがここまで難解なケースは稀ですね。意外と簡単な原因だったというオチであれば嬉しいのですが😅
長期不動車であったと言う事を想定して診断する必要がありまそうです。
腕の良いバイクショップに持ち込みたい気分ですけど近くにないんですよね~😣
また改善ができればご報告したいと思います。
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