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毎回わからなくなります(笑)
レンジローバー エンジン不調
平成19年式 LS44型 4.4L V8エンジン
エンジン警告灯点灯 エンジン不調
現象
現象は、エンジンチェックランプ点灯してエンジンが単発気味⁉︎ 8気筒もあると1気筒くらい死んでてもなんとなく走ってくれます。しかしアイドリングなどで振動が多い感じです。1~2発失火してる感じでバラつきがあります。
診断
エンジンコントロールモジュールをG-SCANで診断すると3気筒、7気筒目が失火しているようです。DTCコードは、P0303とP0307。
スパークプラグ点検、交換
スパークプラグは純正?CHAMPION製でした。
スパークプラグがかなり摩耗してたので先にプラグ交換から実施しました。
エンジン上のカバーを取り外し、イグニッションコイルを外す為,更に左右のカバーを取り外します。
ランドローバー純正スパークプラグ レンジローバー 06-09 LR3 レンジローバースポーツ 05-09 セット LR005253
イグニッションコイルは、8ミリのボルトを取り外せば取れる筈ですが少し浮いた所でプラグホールに引っかかって出てきません!なんでだろーと思いましたがただ単にホールが狭くて引っかかってる様子でした。壊さないようにイグニッションコイルをプライバーでこじって引き抜きました💦
8本共に同じようにしないと取り外せませんでした。
イグニッションコイルが変化してるようにも見えませんでしたが👀こんなものなの?
右バンクはヘッドカバーにPCVホースが繋がってるので取り外しました。
スパークプラグ交換後の調子
スパークプラグを交換してエンジン始動!
1週間ぶりに始動でかけ始めは調子悪いかんじでしたが暫くすると普通にアイドリングしてます。
4気筒で1気筒ダメになると明らかに単発になり調子悪くなりますが8気筒あると1気筒ダメになっても分かりづらいですね(・_・;
車体振動とマフラーからの排気音のバラツキで完調じゃない事が分かります。
スパークプラグ交換前よりは良くなりましたがまだ少し調子悪いですね。
イグニッションコイル点検
スパークプラグ交換後もう一度イグニッションコイルを浮かせてリークしてる音パチパチ音でコイルの作動状態を確認したところNO3シリンダーのイグニッションコイルだけ作動してない様子でした。追加でイグニッションコイルを注文しました。定価16700円でした。これ8本交換するとかなり高額になりますね(;^_^A
イグニッションコイル に適合する ランドローバーLR3レンジローバースポーツ4.24.4 V8 OEM 4744015/4525466 / 6R83-12A366-AAイグニッションコイル用
現在の走行距離は18万キロなのでそろそろ全気筒交換した方が良いんでしょうけど。最近中古で購入したばかりなのでできれば出費を抑えたい!とユーザーの希望でした。
なので今回は3番イグニッションコイルのみ交換です。
パーツ代
スパークプラグも1本3000円します、8本で24000円! これに工賃が加算されます。V8エンジンはワイルドですが整備代もワイルドです💦
国産4発エンジンのスパークプラグ交換なら24000円あれば部品代、工賃合わせてもおつりが出そうですけどね。
輸入車で古めの車両の場合、車体金額が安くても後々整備代が高額になるケースもあります。この辺りは見越したうえで中古車の検討をオススメします(;^_^A
レンジローバーエンジン不調でネットで検索するといろいろ不具合があるみたいで、、、
単純にプラグとイグニッションコイル交換で済めば良いのですが。
部品の入荷までしばらく時間かかるので放置でした。
しかし1気筒失火してる状態で試運転してみましたがそれでも力があるエンジンですね。もしこれが軽自動車なら加速しなくて前に進まなくなりますけど💦
V8エンジンの強みですね😅
No3.イグニッションコイル交換
イグニッションコイルが入荷して3番のコイルを交換しました。結果はアイドリングも安定してエンジンのバラツキも無く吹け上がりもスムーズになりました。
エンジン警告灯は点きっぱなしでしたが消し込み作業をしました。走行時も違和感なく安定してます。警告灯も点灯する事なく無事に修理完了です。
何があるか分からない輸入車の修理は、一筋縄ではいかないですね。今回はNo3シリンダーのみイグニッションコイルを交換しましたがあと7個装置されてますので順番に壊れる可能性もあります。一度に交換しようと思うと高額になりますが信頼性と安全を考えれば一度に8気筒分交換した方が良いでしょう。
原因
今回は、スパークプラグと3番イグニッションコイルの交換で完調となりました。おそらくイグニッションコイルのみの交換では不調は改善出来なかったと思われます。
15年前の車なので輸入車でも国産でも今回のようなパーツは消耗品ですから定期的にメンテナンスして交換が必要になります。車種により違いますがイグニッションコイルが壊れるとたいていの場合エンジンチェックランプが点灯します。診断機で故障コードを読み取りどのイグニッションコイルが不調を起こしてるのか確認できるかと思います。
ダイレクトイグニッションコイルとは?
火花点火装置の一部でディストリビューターを介さずイグニッションコイルで発生させた点火電流を直接スパークプラグに供給する装置です。
昔の車では1次コイル、2次コイルを経てディストリビューターで分配されハイテンションコードを通ってスパークプラグへ点過電流を流してました。
私が所有してるゴリラ(原付)はこの方式でコンタクトブレーカなるものが付いてます。今では死語ですね(;^_^A
現代の自動車やバイクは、ほぼダイレクトイグニッションシステムになってます。プラグコードの無いタイプです。多気筒車で4気筒だけど2個のイグニッションコイルからプラグコードを介して4シリンダーを点火するタイプもあります。
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イグニッションコイルの寿命は?
一概には言えませんが10万キロくらいと思っておいた方が良いでしょう。中には15万キロや20万キロ無交換だった!なんてこともあるでしょうけど高電圧を発生させるパーツなので走行すれば劣化していきます。故障すると即エンジン不調の原因となる為できれば壊れる前に交換しておきたいパーツですね。できればスパークプラグも同時交換が良いと思います。
今回は「レンジローバーのエンジン不調、スパークプラグ、イグニッションコイル交換」でした。
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