どうもnobです(^^)
パッソのラックエンドとロアア－ム交換
車検入庫した車でしたが、ロアアーム左右、右タイロットエンド、ラックブーツ左右交換と言う内容。
走行時ガタガタ、ゴキゴキ異音してます。
かなり前にラックエンドを簡単に脱着する工具購入したんですがようやく使用する場面に遭遇しました。
あまり使用しないから購入してなかったんですが
ちょっと前に購入した安物のこの工具使えるのかな？
1/2サイズのエクステンションつけて使用する感じです。見た感じ上下に付いてるギザギザ部分が弱そうです。
ちょっと形状は違うけど下記のような工具です。
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価格:6,556円 |
半信半疑で使ってみると、、、
思いの外簡単に脱着できました(^^) 購入しておいて良かった〜
パッソの場合周りにスペースが有るのでこの特殊工具なくても脱着できそうだったんですが、、、
一度も使用した事無かったから使いたかったんです（笑）
周りに工具が入らないような車に早く使用したいですね。
ロアアームのボールジョイントと右タイロットエンドがガタガタで走行するとギコギコ凄い異音がします！
ラックブ－ツとタイロットエンドブ－ツも破れてます。
エンドブ－ツはボールジョイントにガタがあるので丸ごと交換です。
タイロッドエンドボールジョイントやロアア－ムボールジョイントもガタが酷くなり
走行中に外れてしまうとハンドル操作が効かず操作不能状態になりとても危険です。
ステアリングとサスペンションの重要部品です。
ユーザーは年配の方で
「お金かけたくないからそのまま車検通してよ」
と言われましたが、そんな事したら自社が摘発されちゃいますから、、、
冗談にしろ本気にしろダメなものはダメ！！です。
修理箇所の危険性を説明した上でこのままでは検査基準に満たないので交換が必要と言いました。
渋々ですが納得して頂いて作業する事となった訳です。
よくある話ですが、「また後で交換するから今回はそのままでしてよ」
後で整備するくらいなら今整備した方が料金的にもお得なんですけどね。
たとえば、、、
タイヤの溝が摩耗して限界値まできてるの分かってて車検に持ち込まれても
困ります。
｛お客さん｝「タイヤは安い所で交換するから、、、そのままで！」とか
｛お店側｝「ではタイヤ交換が終わってからお持ち込み下さい」となりますよね。
お客さんで勘違いされている方いますが、車検の検査基準は道路運送車両法の保安基準で明確に定められています。
各修理工場で決めている訳ではないんです。
ですから私たち整備士と検査員はその基準に見合うようにまた安全に使用できるように整備して検査します。
検査に合格すれば車検完了となります。
検査不適合の車をそのまま通してしまうと安全性が確保されないのはもちろんですが
指定工場の停止や悪質な物に関しては取消し処分や検査員解任などの重い罰則があります。
こちらとしても高額な車検整備となるのは気が引けますが、だからと言ってダメな箇所を直さず検査はできないのです！
車検の度に毎回安く整備を終わらたとしてもいつかは積もり積もって高額な修理費用がかかります。
何より整備不良は危険が伴いますので自動車を所有し使用する以上は、安全に使用できる環境を整える必要があります。
整備不良車は自分だけならまだしも周囲の人に危害を与えかねません。
自動車は便利であると同時に使用方法を間違えれば走る凶器となってしまいます。
そうならない為にも日頃からメンテナンスする事をおすすめします。
車検の検査基準はあくまでも最低限度なのでユーザー車検などで整備せず検査場に持ち込んで検査合格したからまた2年安全に使用できるとは限らないんです。
もちろん自分で整備される方はそれでも問題ないと思います。
ご自身で整備しない方は、点検整備付きの修理工場で車検時にメンテナンスしてもらいましょう！
今回はパッソのロアアームとラックエンド交換でした。
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ブログご覧いただきありがとうございました😊
ではまた〜(^^)
