どうもnobです😄
CX-5 冷却水漏れ オーバ-ヒ-ト
マツダのヒット商品CX-5の修理です。
今回の車両は2012年の初期モデル(KE2FW型)
走行距離は、11万キロ
エンジンはスカイアクティブ2.2D(ディ-ゼルエンジン車)
症状は、使用者さんより
メ-タ-内ディスプレイに高水温アラ-ト表示
高水温 赤色の警告灯は点灯していなかったようです。
「表示と共にアクセルを踏んでも加速しないようになった」との事、
取りあえず動くのですぐ路肩へ移動してエンジン停止するよう指示しました。
エンジン下に水が漏れてないか聞くと「水漏れはない」と言ってました。
15分後くらいに現場に到着。
念のために水を2Lくらい準備してました。
予想ではラジエーターファンの作動不良かサーモスタットの不良かと思ったんですが
冷却水漏れでした。
ラジエ-タ-キャップ開いて水の補給していくと持ってきた2Lの水が
あっという間になくなり
近くの水道へ汲みに行2、3回、合計6~7L入りました。
もう漏れてくる水すら無かったようです。
冷却水補充後はなんとか走行できるようになった、
修理工場まで10分くらいだったのでそのまま来ていただく事になりました。
工場に戻り冷却水もれ点検します。
加圧テストをするとインマニ下の冷却水ホース付近より漏れを確認!
全く見えない、写真にも写らないです(笑)
アンダカバ-には漏れた跡があります。
原因はホースではなくバイパスパイプでした。
上部が冷却水漏れで緑色になってますね。
コレ注文して気付きました!
対策品に材質変更されてる!
思わず「汚ったね~最初からコレ入れとけよ!」
と言ってしまいました(笑)
いつから変更されてるのか分かりませんが初期のCX-5乗ってる方
交換しておいた方が良いです!!
交換は一見するとインテ-クマニホ-ルドの脱着が必要かと思いますが
EGRとパイプ外すだけで交換できました、バイパスホースの反対側、オルタネ-タ-側でホースを切り離しました。
交換後は漏れもなく水温も安定して吹き返しもなく正常な状態になりました。
ホッとしました。オーバ-ヒ-トにすぐ気づきエンジン停止したおかげです。
そのまま使用してたらシリンダーヘッドやガスケット抜けなど高額修理になってた
と思います。
マツダ車の世間での認識はやはり「すぐ壊れる」というイメ-ジでしょうか?
同じ車両や同じエンジンでも個体差はあります。
同型エンジンのマツダのアテンザワゴンで30万キロノートラブルで
走り切った車も存在してます。
私のマツダのビアンテも消耗品の交換程度で15万キロ今のところノートラブルです。
こんな事言うと語弊があるかもしれないけど当たりはずれはやはり有ると思います。
コレは何も自動車だけの話ではなく工業製品全般に当てはまると感じてます。
何処のメ-カ-の製品でも自動車でもこの部分は弱いとか存在します。
メ-カ-側もそういった部分は改善対策などしています。
今回の部品もそうかと思います。
LLCとラジエ-タ-キャップなども定期的に交換しましょう。
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今回のCX-5は、もう10年以上前の車なのである程度は仕方ないかなと、
定期的にメンテナンスして長く安全に使用できるよう整備するのが
私たち整備する側にできる事だと認識してます。
いよいよ来週から新しい整備スタッフが1名増えます。
長く勤めてもらえるようにみんなで迎えたいと思います😄
今回は、CX-5 冷却水漏れオーバ-ヒ-トについてでした。
ブログご覧いただきありがとうございました。
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ではまた~😁