どうもnobです(^^)
ダイハツ ムーブ LA100
エンジンチェックランプ点灯で入庫。
走行時に点灯したがエンジンの調子は悪くないとの事。
診断機で点検すると始動異常とクランク角センサーの故障コードが入ってました。
DTC P1604(始動異常)P0335(クランクポジションセンサー)
エンジン警告灯の診断にはOBD2による外部診断機が必要です。
本当にクランクポジションセンサーが壊れたらエンストして始動不能になります。
今回は、瞬間的な内部断線等、壊れかけの状態?でしょうか。
以前ムーブで同じような現象でクランク角センサー交換のリコールかサービスキャンペーンだったか忘れましたがありました。
ダイハツHPより↓
リコールのようですね。
クランク角センサーはこの位置に付いてます。
詳しい情報はこちらからどうぞ。
今回のムーブは対象ではないようですが内容は同じような感じです(・_・;
一旦故障コードを消去すると警告灯は消えて再現しなかったのですが、、、
お客様と相談したところまだ買い替えるつまりも無いから修理して下さい!と言う事でした。
部品の価格は4500円くらいでしたが工賃が15000円ほどしますので合計2万弱の修理代になります。
交換した部品は、、、
センサークランクポジション、部品番号 19311-B2021
クランク角センサー交換
一見するとクランクプーリの横に付いててすぐ交換できそうですがハーネスから伸びた接続先のカプラーがオルタネーターの真裏で手が入りません💦
中央の黒いハーネスがクランク角センサー。
接続先は見えませんね(;^_^A
工賃が高いのはオルタネーターを脱着しないと作業できないからでしょうね。
結論から言うとオルタネーターを取り外さなくてもクランク角センサーの交換はできました。
但し非常に作業性が悪いです👎
ファンベルトを取り外してオルタネ-タ-を手前に傾けてスペースを確保します。
なんとかカプラーは外せましたがカプラーの固定された部分が外し難かった
ですね。
クリップさえ外れたら取り付けは簡単です。
クランク角センサー交換後は、再度テスト走行後に診断機でエラーコードが入力されてないか確認しました。
異常はなかったのでこれで修理は完了です。
時間にして30~40分ほどでしたね(笑)
標準作業時間は1,8h 1時間40分ほどでしたので
かなり短縮して作業できました。
※車種別に部品交換の標準作業時間という指標があります。
工賃はこの標準作業時間によって決められてます。
修理工場によって金額が違うのは1時間当たりのレバレートが違う為です。
一時間当たりの工賃は6000円から10000円を超えるところもあるようです。
工賃は実際にかかった時間ではなく標準作業時間に基づいたものです。
仮に今回私が40分で修理できたから40分の工賃ではなく
標準作業時間の1,8時間で計算します。
逆に言うと新人整備士が3時間かかったとしても1、8時間で計算します。
誰が作業しても同じ工賃になるわけです。
作業の進め方は人それぞれで整備マニュアル通りにする人
私のように早く修理を完了させようとする人
いろいろありますが正確に早く修理を完了できれば工場もお客さんにとっても
有益ですよね(;^_^A
メーカーによる回収修理 いろいろ
リコール、サービスキャンペーン、改善対策などいろいろと
あります。すべて無償修理、保証期間とは関係なく古い車でも
リコールが出れば無償です。
リコールとは
道路運送車両の保安基準に適合してない又は
適合しなくなる恐れのある原因が設計又は製作過程にあると認められた場合
自動車メーカーが保安基準に適合させるために必要な改善措置を
行うことを言います。
改善対策
リコールの届け出と異なり、道路運送車両の保安基準に規定されてないが
不具合が発生した場合において安全の確保及び環境の保全上看過できない状態で
かつその原因が設計又は製作過程にあると認められた場合
自動車メーカーが必要な改善措置を行うことを言います。
サービスキャンペーン
リコールや改善対策に該当しない不具合で商品性、品質の改善措置を行う事
を言います。
しかしリコールやサービスキャンペーンなどが出るとディーラーの方も
忙しくなり大変だろうと思います(;^_^A
対象台数が多く作業時間が長いものはうんざりしますよね~
私も過去に経験あります。
このような改善対策の対象になるとメーカーからDMが届きます。
車を安全に使用するためにもリコール等は早めに修理してもらいましょう!
自分の車がリコールの対象か分からな場合は各自動車メーカー別に
リコール検索というページがあるので心配な方は見てみて下さい。
車検証にある車体番号を入力する必要がありますので車検証を
お手元に準備しておくと良いです。
すでに修理済みなら画面上に実施日が記載されてると思います。
新車の場合はリコールのハガキが届きますが、中古車の場合はユーザーが
変わりますので案内ハガキが届かない場合があります。
中古車でもディーラーから購入したりディーラーで保証継承の点検を
実施されてる場合は大丈夫だと思います。
道路運送車両法では、ユーザーにも自分の自動車が保安基準に適合するよう点検、整備する義務があります。
なのでリコールや改善対策の修理を受ける必要があります。
なんといってもリコールは、無償修理なので早めに修理してもらいましょうね。
今回は、ダイハツ ムーブのエンジンチェックランプ点灯でした。
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