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ハイゼット S211P クラッチ滑り クラッチOH


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どうもnobです😊 ブログご覧いただきありがとうございます。

 

 

クラッチ滑り

ダイハツ ハイゼットのクラッチ修理について書いていきます。

 

症状は、タイトル通りで加速時にクラッチが滑ってスピードが出ない!と言う内容です。

クラッチ調整は、ワイヤー式なので目いっぱいまで調整してみましたがダメでした。

 

クラッチオーバーホール

クラッチ板が摩耗して限界を迎えたようです。

こうなるとトランスミッションを取り外しクラッチディスク等を交換する必要があります。

 

必要なパーツ

クラッチをオーバーホールするにあたり下記のパーツは交換が必須です。

  • クラッチディスク
  • クラッチカバー
  • クラッチレリーズベアリング
  • パイロットベアリング
  • トランスミッションオイル

 

 

今回のハイゼットは、パイロットベアリングが装着されていないので省略です。

もちろんクラッチディスクのみの交換でも大丈夫ですが、もしクラッチディスクの交換後にレリーズベアリングなどがダメになればまたミッションを下ろさないと行けません!

2度手間になるし工賃だって高額なのでオーバーホール時には内部パーツを全て取り替えてしまう事が望ましいです。

 

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クラッチOH 修理代金

部品代としてはそれほど高額ではないクラッチですが、、、、

やはり工賃が気になるところですよね🤔

標準作業時間は、、、3,5h(ハイゼットS211P 4WD)

これに各修理工場のレバレート(1時間当たりの工賃の金額)をかけて算出します。

 

仮にレバレートが8000円の修理工場の場合

3,5h×8000円=28000円となります。

パーツ代金が10000円だとすると、、、

10000円(パーツ)+28000円(工賃)=38000円

38000円+3800円(消費税)=41800円となります。

 

クラッチオーバーホールの修理代金の相場は40000円~50000円ほどになると思います。

 

※修理代金に関しては、工賃もさることながら部品代もまちまちなので一概に高い安いとは言えません!

また修理内容や交換パーツにより修理金額は大きく変動する事があります。

信頼できる自動車修理工場におかまする事をおススメします!!

 

トランスミッション脱着(クラッチ交換)

トランスミッションの脱着風景は省略します。

いきなりクラッチディスク交換からです(;^_^A

 

右写真のクラッチディスクはかなり摩耗が進んでいました。

 

中央の丸いパーツがレリーズベアリングです。

ベアリングにガタが出ていました。酷くなるとシャーとかガーっと異音が出ます。

こちらも新品に交換してグリスを塗って組付けます。

 

クラッチディスクとカバーを取り付けてトランスミッションを元通りに組付けたら完成です。

簡単に書きましたがクラッチディスクとカバーを取り付ける際は、中央に来るように心出ししてから組付けます。これをしないとミッションのインプットシャフトが嵌り辛くて苦労する事になります。

専用のアライメントツールがありますのでそちらを使用します。

 

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車種ごとにセンターの穴の口径が異なりますのでアライメントツールは数種類のアタッチメントがセットになっているものが多いです。

アストロなどでも販売されていると思います。

といってもクラッチオーバーホールを自宅でする方は稀だと思いますけど(;゚Д゚)

参考までに✋

 

トランスミッションの組付けが完了したらミッションオイルを入れてクラッチワイヤーの調整をして完成となります。

 

ミッションオイルはトヨタ純正ギヤオイルを使用しました。

規格が合っていればアフターパーツでも大丈夫です。

 

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クラッチグリースは耐極圧、耐摩耗性に優れた長期潤滑グリスです。

 

 

走行テスト(試運転)って必要⁈

全ての作業が完了したら走行テストをします。

クラッチの遊び具合も問題なく負荷時のクラッチ滑りもなく正常なじょうたいになりました。

トランスミッションを脱着しているので各部ボルトナットの締め付けを確認して問題がなければお客様へ納車となります。

 

テスト走行って意外と重要です。修理後の異常にいち早く気付くことができます。

また車検などでも最初に異常な音が出ていないか?など確認する事もあります。

「車検が終わってから異音がする!」と言われた時も整備をする前に確認をしていないと何とも言えません。

走行しないと分からない異音、、例えばハブベアリングのうなり音などがよい例です。

点検時にいくらタイヤを揺さぶってもベアリングのガタが発見できないケースもあります。手でタイヤを回す程度では異音は出ませんが走行するとうなり音がすることがあります。

しかしこれが車を預かる前からなのか修理後からなのか?判断できません!

やはりお預かりする時に一度テスト走行していれば異常に気付くことができます。

トラブルなく修理を進める上で走行テストは必要である!と考えます。

 

部品交換など修理してハイお終い!ではなく走行テストは最終確認だと思ってます。

修理する側にとってもお客様にとっても満足できる修理でありたいですね😊

 

 

今回は「ハイゼット S211P クラッチ滑り クラッチOH」でした。

 

 

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