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ハイゼットS320V エンジン異音 リース車のメンテナンス


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どうもnobです😊 ブログご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

ダイハツ ハイゼットのエンジン異音修理

S320V エンジン EF-VE型

定期点検でお預かりした車両です。エンジンを始動するとヘッド周辺よりガチャガチャ異音が発生しています。

音の種類はタペット音でバルブクリアランスが広くなっている様です。

かなり大きな音がしてますのでバルブクリアランスの調整だけで治るのか?分かりませんがとりあえず現在のクリアランスを測定してみました。

1〜3気筒の内、3気筒のエキゾースト側だけ一つクリアランスが大きくなってました💦

 

バルブクリアランス調整

調整は、シム交換タイプです。

交換する時はバルブリフターを押し込んで隙間を設ける必要があります。専用工具があるらしいのですがそんなものはないので結局カムシャフトを取り外して作業しました。

交換、調整する為には現在のバルブクリアランスを測定してそれに対して必要な厚さのシムを注文する必要があります。

シムの厚さはそれほど摩耗してなかったのですがバルブリフター内側が一部摩耗が見られました。

バルブリフターは、カムシャフトを取り外さないと点検できないので今回はカムシャフトを取り外して作業して良かったと思いました。

 

 

シムの厚さを測定して適合する厚さの部品を注文します。バルブリフターも点検してみるとクリアランスの大きかった箇所のリフターの内側が摩耗している事に気づきました💦

異音の原因はこの部位からのものと思われます。

 

 

部品注文

3気筒12バルブなのでシムバルブリフターをそれぞれ12個発注しました。

その他に、、、

  • ヘッドカバーガスケット
  • プラグホールパッキン3つ
  • カムシャフトオイルシール

以上も同時交換しました。

 



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注文したパーツの交換

分解した逆の手順で新しい部品を取り付けて交換しました。

 

 

問題のバルブクリアランスもすべて範囲内に収まりました。

これで異音は無くなるはず!

エンジンオイルを交換してエンジン始動しました。

 

全く異音が無くなった、とまでは行かなかったですがかなり小さくなりました。

ほんの小さな音でカタカタ音が聞こえます。

時間の関係上と予算の都合でシリンダーヘッドの分解をしなかったのですが本来ならバルブ周りも点検して必要ならパーツの交換もした方がキレイに直ったんじゃないか?と思われます。

異音に関しては言われないと分からないレベルまで小さくなったので今回はこれで修理完了としました。

 

リース車両のメンテナンス

しかし今回の車両はリース契約の為、契約満了までの1年間しか乗らない!と言うことでこの様な修理メニューになりました。

エンジンもそうですが外装の錆が酷く白いボディーがほぼ茶色になってます。内装も運転席シートのクッションが削れて下地が見えてるような状態です。

こんな事言うのは失礼かと思いますが見た目の印象からすると多少異音がしてるくらいが似合ってる気がしました(笑)

外装はボロボロだけどよく走る!なんて車もありますけど(笑)

 

メンテナンスリース車両では、契約内容が決まっていてパーツの交換は契約内容により異なります。消耗部品の交換はその都度でタイヤやバッテリーは何年以上使用したら交換すると決められています。

高額部品になるとリース会社から支給されるケースもあります。

メンテナンスリースだからなんでも交換してくれる!という訳じゃありません。

ユーザーが破損させてしまったり外装関係のパーツは実費となります。

 

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車検はもちろん12か月点検や3か月ごとにスケジュール点検なども実施します。

オイル交換などは5000kmや10000km毎など車ごとに設定されています。

ですから定期的にメンテナンスされているので走行距離が多くても割とまともな車両が多いです。

少なくともリース契約外の一般ユーザーの車両よりはメンテナンス状態は良いと思います。

 

今回のハイゼットも12か月点検で入庫した車両でした。

エンジン異音に関してもユーザーは気づいてない様子でしたがあまりにも酷いのでこちらの判断で修理する事になりました。

これは明らかに異常なエンジン音だと誰もが分かるくらい大きな異音がしてました。

いつか誰かが修理に出すだろうと放置されたケースと思われます(゚Д゚;)

会社で使用してる車なので多少調子が悪くても「誰かが言うだろう!」と放置されるケースがあります。もし自分が乗ってる車なら調子が悪ければすぐに修理に持ち込むと思いますが、複数人で使用してる場合は見過ごされてしまうんですね。

致命的な故障が起きる前に異変に気付いたらすぐに車両担当者に報告する事が必要だと思います。

車が故障して困るのは自分たちだと分かって欲しいですよね💦

これはどこの会社でも同じだと思います。よほどしっかりした車両担当者がいない限り難しいのかもしれません。

いちばん始末に負えないのは車に損害を与えてしまったにも拘らず黙って返却する人もいます。

何百人の従業員が入れ替わり社有車を使用されるような会社ではこのような事も起こりえます。

以前私の会社が管理してる会社の社有車のお話ですが「車を借りようとしたらリヤバンパーが外れかかっている!」と相談を受けました。

見てみるとバンパーに擦った後があり明らかにぶつけてバンパーが損傷を受けてました。車を持ってきた従業員の方は「当て逃げですかねー⁈」とおっしゃってましたが、、、

その可能性はゼロではないですけど直前に使用された方のお話も聞いてみたいものです。しかしこれはその会社内の話であって修理工場側としては車を直すか直さないか?だけの話です。

「少しの傷だから、誰も見てないから良いか」って会社に報告しない人が居るのも事実です。もし損害を与えてしまったら素直に申告する必要があります。黙っていても後味悪いですしね😓

リース車だからぶつけてもリースで修理してくれる!と勘違いしてる方もいますがそれは間違いです。車両に損害を与えてしまった場合はその会社の加入してる保険または実費で修理する必要があります。当たり前の話ですが修理費用は実費と言う事になります。

自分の車はもちろん会社所有の車も大切に使用したいものです。

 

今回はハイゼットS320V エンジン異音 リース車のメンテナンス」でした。

 

 

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