どうもnobです🖐
ダイハツ フュ-エルポンプのリコ-ル作業について
一般の自動車修理工場でもできるリコ-ルとディ-ラ-でしかできない作業があります。PCMのリプログラミングなどはディ-ラ-じゃないと無理ですね。
今回の場合、ディ-ラ-より部品を支給してもらい作業は自社で実施するケース。
令和3年6月24日 (届出No4978)
対象はミラ、ミラココア、ムーブ、キャスト、ミライ-ス、コペン、ミラトコット、タント、ウェイク、ハイゼットキャディ、ムーブキャンバス、ハイゼットトラックです。
この中でメ-カ-よりハガキが届いている車が対象です。OEMも含め95万台ほど対象です。
内容は
燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがあります。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあります。
全車フュ-エルポンプを良品と取り換えします。との事です。
今回作業したのはキャストです。
ガソリンが満タンに近い状態で入庫してきたのでまずガソリンを半分くらい抜き取ります。溢れたりしますので。
タンクを取り外す作業の時はなるべく満タンじゃないほうが助かります。
4WD車はプロペラシャフトが邪魔してタンクが真っ直ぐ下に降りない。
けど少しだけタンクを傾ければプロペラシャフト外さなくても取り外しできます。
タンク取り外せました。
次にフュ-エルポンプユニットをタンクから取り外します。
交換部品は袋に入っている物全て。
- フュ-エルポンプ
- Oリング3個
- カラ-
- ポンプユニットのガスケット
これだけの部品がセットになっています。
ポンプユニットを分解してフュ-エルポンプを交換します。
右側の写真の大きい丸い方がフュ-エルポンプです。
左側の写真、ティ-バックのような四角い部分はフィルタ-になってます。
引っ張り出すとこんな感じ。
ポンプに刺さってるカプラ-を外してフュ-エルポンプ交換です。
後は元通りに組み付けて作業完了です。
抜き取った燃料も入れ直してエンジン始動!
脱着した燃料配管の燃料漏れ等がない事を確認して終了です。
今回の車輛は金属製タンクでしたが、樹脂タイプのタンクになるとまた手順が違います。
樹脂タイプの燃料タンクの場合、ポンプユニットはボルトではなくネジ式の大きなキャップのようなパーツで取り付けてあります。
一見簡単そうですが、硬く締め付けされているので脱着も一苦労します。
専用工具が必要です。私が使用している物とは違いますが下記のような工具です。
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フュ-エルポンプのリコ-ルまだ実施されてない方は不具合が出る前にリコ-ル作業を完了するようにしましょう!!
エンストとかエンジン停止とか深刻な不具合ですからね。
リコ-ル、サービスキャンペ-ンなど実施されているか分からない車は、各メーカ-のリコ-ル情報検索で車検証記載の車体番号を入力すると分かります。
ダイハツの場合は下記のリンクにて検索してみて下さい。
今回はダイハツ キャストのフュ-エルポンプのリコ-ル作業について書いてみました。
ブログご覧いただきありがとうございました。
ではまたー🖐