どうもnobです(^.^)
ヴィッツ エンジン警告灯、ABS警告灯点灯
60000km走行。
現象
エンジンチェックランプ、ABSチェックランプ、ブレーキ警告灯の3つが同時に点灯してます。
診断
G-SCANにてダイアグコードを確認します。
PCM P1750 ブレーキECU異常
ABS C1408 スピードセンサーRL断線/ショート
リア左側のABSスピードセンサーが怪しいようです。しかし「ブレーキECU異常」はあまり見かけない故障コードです。
データーモニターしながら走行するとリア左側のみ車速信号が入力されていません💦
ハーネス等に異常が見られない為、スピードセンサーを交換していきます。
スピードセンサー交換
コチラのヴィッツは、4輪ディスクでした。スピードセンサーは、ハブアッセンブリーで定価16700円でした。
タイヤ、ブレーキキャリパー、ディスクプレートを取り外しハブベアリングを外します。ハブの後ろにセンサーカプラーがあるので取り外しておきます。
ベアリングは14ミリのボルト4本で付いてます。
ボルトを取り外したら後は引き抜くだけ。
ハブの穴から工具が入ります。


ハブ後ろ側にセンサーカプラーがあるので切り離します。
新品のハブアッセンブリーに付け替えて元通りに組み付けて完了です。
走行テストしてみると走りだして直ぐABSとエンジン警告灯が同時に点灯、、orz
やはりリア左側だけ信号が入力されません💦
もう一度センサーハーネスを点検する事にしました。
トランクの左サイドトリムの内側にセンサーカプラーがあります。導通点検しましたが異常なし、、、本当にABSユニットがだめダメなのか?と不安になりました。


一つ気になったのは車体側カプラーを取り外すときやけに簡単に外れました。もしかして半勘合だったのかもしれないと思い端子の勘合を強めて付け直しました。(通常カプラーはツメで引っかかるようになってるので引っ張ったくらいでは簡単に抜けません。)
カプラーを確実に嵌めて再度点検。
キーオンでG-SCANでモニターするとみごと車速信号を出力してます(;^_^A
「RL車輪速 10km/h 手回しです(;^_^A」
原因は、センサー不良ではなくカプラーの勘合不良でした。あまりないケースですが誤診断でした(-_-;) しかしハブベアリングは少しゴロツキがあったのでユーザーの了解を得てそのまま交換で作業しました。ある意味救われました💦
ディーラー時代にあった整備競技大会ばりのトラップですね(笑)
何はともあれ修理完了できて良かったです。
改めて故障診断は慎重にする事の重要性を再認識しました! 反省!!
忙しさにかまけて中途半端な診断はダメですね。
ヴィッツは走行して点検した結果、警告灯も消灯して車速信号も4輪ともに正常になりました。
(データーの1~2km/hの差は誤差の範囲です)
残っていた故障コードを消去して完成です。
今回のヴィッツは、後で整備歴確認するとリア左に板金修理歴がありました。ベアリングの劣化もセンサーカプラーの勘合不良も関連性があったのかもしれませんね。必要情報は前もって確認してあらゆる可能性を想定して診断する事が近道かもしれないと思いました。
ちょっとした会社の不満
いや~やっぱり忙しいんですよね💦 手が回らない感じでキャパオーバーです(-_-;)
車検整備、点検、一般修理を2人でまわしてる状況です。もちろん工員は5人居ますが他の工員は車以外の修理班なのです。無理な話ですが工員を増やしてほしいですね。
それなりに入庫量もある整備工場の割に人員が少なすぎますね。修理する側としては時間をかけて丁寧な仕事をするのが望ましいですが、、、😒
もう一つ問題があって整備フロントがほとんど社内に居ないのです。当然代わりに私が受付から修理そして引き渡しまですることも多々あります。入庫量の少ない個人経営の工場なら可能なんでしょうけど💦 ちょっとイライラしますね😠
2,3月の繁忙期が思いやられます😓
かなり愚痴っぽくなってなってしまいましたが会社をよりよく気持ちよく仕事がしたいと思えばこその考えなんですが、、、なかなか思うように行かないですね(;^_^A
どこの会社も高齢化が進み年々平均年齢が上がっています。私の整備工場もあと10年もしたら皆定年退職して誰も居なくなってしまいます😓
経営陣も目先の利益だけではなく人にも投資して頂きたいものです。
話は逸れましたが今回は「ヴィッツ エンジン、ABS警告灯点灯」でした。
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