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ムーブ、エンジン始動不能!


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こんにちはnobです(^^)

 

今日は良い天気でしたが花粉が酷くてマスクが鼻水だらけになりました😷

平成24年式、ダイハツ ムーブ LA100S型

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エンジン始動不能 キーONの状態にはなりメーターなどの照明は点きます。

ハンドルロックもかかり解除できない状態。

セルモーターも作動しない!

念の為バッテリーリードしても変わらず。

 

この車、実はこれで2回目の現象です!

原因から言いますが、ステアリングロックの解除ができず始動不能になってます。

3年くらい前にも同じ症状でステアリングロックを一度交換してます。

 

お客さんの自宅へ見に行った時は、ハンドルロックも解除できないのでどうやって整備工場まで運ぼうか悩みました。

この時は、キーONの状態でハンドルを左右にガチャガチャしてたらカチャッと音がしてハンドルロック解除しました。続けてプッシュスタートスイッチを押すと見事エンジン始動できました。

 

流石にハンドルロックが掛かった状態で移動させるのは面倒くさいですからね〜。

 

10年経ってますが普通は3年で2回も交換しないですよ。部品が悪かったのか?

 

ステアリングロックはコラムカバ-の中にあるのでコラムカバ-を外します。

カバ-下に1つ、ハンドルを左右に90度回転させるとビス2つあります。

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これでステアリングロックユニットが見えます。

 

ステアリングロックの交換はボルト2本を取り外せば良いんですが、このボルトは特殊なボルトになってます。

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右が新品ボルト 左が付いてたボルト

新品部品は、頭が8ミリなんですが、取り付ける時は頭の部分だけ折ってしまします。

盗難防止の観点から簡単に取り外せない構造になっているのです。

頭が折れたボルトはツルッとした表面で通常の工具では取り外し不可能です!

 

じゃあどうやって取り外すかと言うと、、、

タガネとハンマーで叩いて強引に回します!!

ダッシュボードやハンドルなど周りに邪魔な物がありますので間違えて違う所を叩かないように注意が必要です。

タガネを使用して一撃で少しでも緩めば後は軽く叩けば徐々に緩みます。

このやり方は、なめてしまったボルトやナットを取り外す場合にも使えます

取り外し中の写真は無いです(笑) 外れました。

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上が外した部品 下が新品部品

 

新品のステアリングロックを取り付けるとこんな感じ。

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これからボルトを締めこんで行きます!

整備士がボルトを気兼ねなく折れるのはこの時だけです!! そんなこともないかな?

折っちゃいます。

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ポキッと簡単に折れました!

ボルトは見れば分かりますが、頭下が細くくびれて折れやすくなってます。

後は元通りにカバ-を付ければ完成です!

 

プッシュスタ-トスイッチを押すとステアリングロックが解除されセルモ-タ-が回転しエンジンが始動しました!! 当たり前の動作ですけど。

 

ム-ブに限らずこの手の故障はありますので参考にしていただければ幸いです。

 

今回の使用工具

  • プラスドライバ-
  • タガネ 先端が細い物
  • ハンマ-
  • 8-10メガネレンチ

  以上です。

 

今日は、ムーブ エンジン始動不能でステアリングロック交換でした。

この他、いろいろ修理日記ありますのでよろしければ覗いて行って下さい。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

ではまた-😁

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