nobです(^^)
またまたメカブログです。
ノア、ヴォクシーAZR60系 エンジン回転低くエンストする、診断 修理。
今回のヴォクシーは平成14年式 走行14万キロ。
先ずはPCM診断、エラーコードは無いようです。
続いてエンジンルーム点検。
エアー吸い込みや、ホースや配管など異常無し。
あと考えられる箇所はスロットルボディー!
走行を重ねる事によりスロットルボディー内部にカーボンが堆積してエアーの通路が狭くなりエンジン回転が低下して結果エンストに繋がります。
ちょいちょいある修理です。
AZR60系の1AZ型エンジンはスロットルボディーは少し奥まった所に着いてます。
エアークリーナボックスの上側とエアーダクトホースを取り外しスロットルボディーにアクセスします。
電動スロットルボディーの為、スロットルワイヤーは有りません。
スロットルバルブ入口はそんなに汚れてないように見えるけど?
バルブまわりが黒くなっているのが汚れです。
スロットルバルブをキズ付けないようにマイナスドライバーなどで開いてやると内部はカーボンで真っ黒に汚れてました。
清掃はカーボンブラスタ-かパーツクリ-ナ-を使用しますが直接かけると修理後に始動しにくくなるので、ウエスに溶剤を滲みこませて拭き取る程度で良いです。
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本格的に隅々までキレイにする場合はスロットルボディーを脱着する必要があります。
清掃後はきれいになった、これで安定してくれるハズ!!
バルブは手で押しても動くんですが奥まった所なので細長い道具で押し込んだ方が作業しやすいです。
使用工具
などです。暗くて確認しにくいので作業灯もあった方が良いですね。
清掃作業後は何もせずエンジン始動するとアイドリングが2500回転くらいに上がったままになります😲
スロットルボディー開度の学習値のリセットが必要です。
手順は
- ETCSヒュ-ズを取り外す
- EFIヒュ-ズを取り外す
- 30秒以上放置する
- ヒュ-ズを元通りに取り付ける
- ヒュ-ズボックスカバ-取り付ける
- エンジン始動する
以上です。
エンジン始動して何分かはエンジン回転が2000回転くらいに上がったままになるけどそのまましばらく放置すれば規定のアイドリング回転に落ち着きます。
清掃後はエンジン回転も安定しています。
走行してもエンストやエンジン回転が低くなる事もなく無事修理完了!!となりました。
ノア、ヴォクシ―だけじゃなくスロットルボディ―がカーボンなどで汚れてくるとエンストやエンジン回転の低下などの症状が現れます。
一概にスロットルボディーの汚れが原因とは言い切れないですが、まずは部品交換しなくても改善できる方法の一つかと思います。
一昔前は自動車の買い替えるタイミングの目安は10年10万キロなどと言われてましたが、近年は20年20万キロはザラに居ます。
車齢が伸びればそれだけ経年劣化する部品が数多くありますので車検や点検時にこまめにメンテナンスすれば長く使用できると思います。
車検のたびに安く安く!とメンテナンスを省略していくと後で高額な修理費がかかるようになります。
長く車と付き合うにはそれなりにお金をかけてメンテナンスも必要です。
また走行距離は少ないから大丈夫とはいえないのが車やバイクです。
特に自動車は野外保管などで劣化が進むものです。
部品だけではなくボディ-そのものが錆で穴が開いたりします。
むしろ走行距離が多くてもきっちりメンテナンスしてある車やバイクの方が調子の良い車両が多いのは事実です。
「乗らないからたまにエンジンだけはかけてるよ」って言う方もいるけど
やっぱり動いてなんぼの自動車なんで30分エンジンかけるなら30分走行した方が自動車にとっては良いと言う事を覚えておいて欲しいです。
エンジンだけでなくマフラ-やボディ-の湿気などがとれて錆を抑えられます。
エンジン内部も油温が上がらないうちにエンジンを停止すると結露により水分が残ってしまう。エンジンオイルのキャップを開いたとき裏に白いモノが付着しているような車はあまり乗らない方に多いです。
1週間に一度でも乗るなら30分くらいは乗ってほしいです(車の気持ち😭)
話は逸れたけど、古い車やバイクでも手をかけてあげればいつまでも付き合っていけます。
今回はノア、ヴォクシーのエンスト修理でした。
ブログご覧いただきありがとうございました。
ではでは~😁
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