どうも😌nobです
今日は、三菱のキャンターという2tダンプトラックのお話。
オレンジ色のランプ、警告灯?が点灯すると言う事で入庫。
これは一体何の警告ランプ?? 見た事ない人は理解できないでしょう!
取扱説明書によると、、、
クラッチディスクが摩耗してきた事をお知らせするランプです。
クラッチディスクウォ-ニングランプ
つまりクラッチのオーバーホール(分解修理)が必要。
クラッチとは、
エンジンの動力を繋いだり切ったりする役割をしています。
マニュアルトランスミッション車についてます。
一部クラッチ操作を電子的に操作してる車両もありますが、コチラのキャンターは足でクラッチペダルを操作するごく普通のタイプ。
クラッチは、発進時やギヤチェンジの際に使用します。こんな説明は要らないと思うけど全く分からない人の為に書いてます。
クラッチは発進時に半クラッチを使って動力を徐々に繋ぎます。当然半クラッチを使用するとクラッチを滑らせている状態なので使えば摩耗していきます。分かりやすく言えばブレーキパッドのような消耗品です。
上手な人が普通に乗れば10万20万キロ以上走れます。
逆に半クラッチを多用する人は、1万2万キロで摩耗してしまうケースもある。
運転の癖でクラッチペダルの上に常に足を置いて走行する人は危険ですね。知らないうちに半クラッチになってる場合がありますから。
その他エンジンやミッション内部にオイル漏れが発生すると、クラッチディスクにオイルが付着してクラッチが滑る現象がでます。
話はもどりますが、クラッチが摩耗した事をお知らせするインジケータを搭載してる車も珍しいと思う。私が知ってる限り今回の三菱キャンターくらいです。他にも有るかもしれないけど?
警告灯が点灯する頃には交換時期を知らせていますので、現在クラッチ滑りが発生してなくても早めの交換が必要です。
駄目になってから交換する!って言う人もいらっしゃいますが、、。
クラッチが滑った状態では
初期の頃は、エンジン回転だけ上昇してスピードが出ない状態になります。
段々ひどくなるとクラッチを繋いでも車が動かなくなります。
こうなると走行不能状態です。
牽引またはレッカー搬送が必要になります。
修理費用の他にレッカー搬送費用も加算され更に高額になる恐れがあります。
こうなる前にクラッチオーバーホールの修理をお勧めします。
クラッチが滑り始める前兆と滑り始めの現象は?
初期段階ではクラッチの繋がるペダルの位置が段々上で繋がるようになる。この時に調整できる車種もある。走行中クラッチを繋いでもエンジン回転だけが上昇してスピードがのらない。これはもうクラッチが滑ってる状態なので早く修理工場へ持ち込むべきですね。
クラッチオーバーホール必要部品は、
オーバーホール時にオイル漏れなど発見した場合は同時に修理が必要になります。
以上クラッチ警告灯の修理について書いてみました。
今回の使用者さんは、車検と同時に作業すると費用が高くなるから、との事で駄目になるまで様子を見てまた後日修理をする事になりました。
車が動けるうちに入庫するようお願いしました。
今回は三菱キャンタ-のクラッチディスクウォ-ニングランプ点灯する件でした。
ブログご覧いただきありがとうございました。
ではまた~🖐