どうもnobです。
前の会社に勤めていた時の話です。(某自動車ディーラー)
ある日、お客さんから私の車の時計の時刻が変わらないから見て欲しい。壊れたのかしら?との事。
こちらの車には時計が装備されておらず、ラジオデッキのみ装着され、オーディオの時計を使用するタイプ。ディスプレイは周波数表示と時計表示兼用⇩(画像は時計表示)
オーディオディスプレーに時計表示するタイプでラジオ周波数表示から時計表示へ切り替えると、正確に時計表示されます。
お客さんちゃんと時計表示しますよー。
お客さんは、えーさっきまで11:07分から動かなかったのにー
私、「11:07分ですか?」嫌な予感!
ラジオにして見てもらうと
「ほらーなったでしょー」
あのーコレはラジオの周波数1107、MROラジオですよ。
そーなの?
画像のラジオとは違うタイプでAM、FM表示するディスプレイでした。
つまりお客さんは、AMラジオの周波数1107を時計AM11:07分と間違えたようです。
それは動かない筈ですよー。チャンネル表示ですから。
AMとFMラジオ AMとPM午前午後、どちらもAMですが
FMだったら気づいたかな?
結果は壊れたのではなく操作方法と見かたが分からなかったと言うオチでした。
なんとも笑えるような笑えないような話😩
車側に時計がなくオーディオの時計を代用する車があります。
現在はどの車輌も時計くらいは装備されてますよね。って言うかカーナビ なりオーディオが付いてない車も珍しい?ですが。
今時バイクにも時計ついてますもんね。
またバッテリー交換などで電装品がリセットされてしまいます。
リセットされるのは、オーディオ関係(ラジオ、時計)、パワーウインドのオート作動などです。
その他にも、エンジンのアイドリング制御やアイドリングストップ制御の初期化など車種により様々です。
バッテリー交換の際はバックアップをとりながらの交換作業をお勧めします。
バックアップ方法は幾つかあるけど、バッテリーどうしをリード線で繋いだり、OBD2カプラーに接続するやり方もあります。
OBDとは外部診断機を接続するカプラーです。
警告灯が点灯した場合の自己診断機能の読み出しや車のいろんな情報を読み取れます。
設定変更、リセット、作業サポートなどが外部診断機を使用してできます。
現在はOBD2になり世界基準で、国産車も外車も同形状になりました。
OBD端子にはバッテリー常時電源も来ている為、ココを利用してバックアップします。
OBD2に接続する専用ハーネスが必要です。
バックアップの記事はコチラです。
純正オーディオも社外オーディオも時計の合わせ方がややこしく、取扱説明書がないと
時刻調整すらできない。ネットでググればすぐに出てくるので便利な時代になりましたね。
私が仕事でバッテリ-交換する時は作業時間の短縮の為にバックアップします。
分からないこと調べるだけでも時間かかりますしね。
お客さんをお待たせしない為にも。
今回は車のオーディオの時刻が進まないと言うお話でした。
なかなか珍しい勘違いですが、人間思い込むと他の考えに辿り着かない事
だってあると思います。
日々勉強になります。
ブログご覧いただきありがとうございました。
ではでは~😀